ストリートボール
U-24ボーラー/ヤンジェネ:YOSK
2009/6/9 Breakin!収録
Hoop In The Hood 2009でISAMUを優勝に導き、MVPに輝いたYOSKは、LEGENDだけではなく、SOMECITYでも勉続の一員として精力的にストリートシーンで活躍。さらにクラブチーム・BAD BOYSで着実にレベルアップを重ねて迎えた2010年。「自分からがんばって行こうって気になかなかなれない性格なんでね」というYOSKが、ついにその重い腰を上げて、JBLリンク栃木ブレックスDチームとbjリーグのトライアウトに挑戦をした。トライアウトについて語るYOSKインタビューは近日アップ!
その前に予習(or 復習)として、YOSKとはどんなボーラーなのかを今一度、チェック!!
- Q:早速ですが、いつからバスケを始めましたか?
- YOSK:小学4年から地元秦野でずーっとバスケをやってます。高校は秦野高校っていう弱小高校だったんですけど、今ではインターハイとか行っちゃうほど強くなってます。大学は国士舘に進学して体育会で1年間やって、バスケ部を辞めて、大学も辞めて......。あっ、その後1年間バスケやってねーや。
- Q:大学ではなぜバスケを辞めたのですか?
- YOSK:おもしろくなかったのと、ちょっと監督とも合わず...。試合にも出てたし、ランキングにも入ってたんですけどおもしろくなくて。次期キャプテン候補の3年生の先輩とちょっともめてケンカになっちゃって、「じゃぁ、辞める!」って思って、バスケ部も大学も辞めちゃいました。どうしようも無かったですね、あの時は...。
- Q:そして、訪れた空白の1年は何をしてましたか?
- YOSK:辞めた後の半年くらいは全くバスケをやりたくなかった。でも、離れてみて「オレにはバスケしかねぇじゃん、すげーバスケやりてぇー」ってやっと気づいた。そこから一気に上を目指してやるようになりました。そこで出会ったのが、BAD BOYS。その後、ISAMUとしてたまたま出場したALLDAYで、FAR EAST BALLERSを倒しちゃって、ベスト4になっちゃった。初出場で!
- Q:BAD BOYSに入ったきっかけは?
- YOSK:2つ上の幼なじみのSANPEIに誘われて入りました。当時のBAD BOYSは弱かった。いろんな人が出て行ったり、入って来たりして、強くなりましたね。今年は注目ですよ!
- Q:ISAMUはどんなメンバー構成なのでしょうか?
- YOSK:BAD BOYSと関東実業団2部の東京電力のメンバーが混じったのが、ISAMUです。中心選手みたいに書かれたりしてるけど、オレはまだ入ったばっかり!
- Q:LEGENDに入ったのはどんなきっかけだったのですか?
- YOSK:MAMUSHIに「オレこういうもんだけど」って名刺を渡されて...。最初は、LEGENDのことも分からなかったし、ALLDAYもチームメイトがこんな大会あるけど出てみないってことで、オレはついて行っただけだったし、ホント、何も知らなかった。ALLDAY PLAYGROUNDの1回目に選ばれちゃって、そこからですね。LEGENDのトライアウトにも参加してみないかって、MAMUSHIに誘われて、じゃぁ、行ってみようかなって思って行ったら受かっちゃった。LEGENなんて一回も見たことも無かったのにね。笑
- Q:シーズン5で初のLEGENDに立った時の感想は?
- YOSK:シーズンが始まる前に福島で行ったエキシビジョンが一番最初だったんですけど、(LEGEND代表の)秋葉さんがテントの中で、「名前を呼ばれた後、走って行ったらカッコ悪いから、堂々と歩いて行った方が良いよ」とアドバイスをしてもらったにも関わらず、名前を呼ばれたら走って出ちゃった。そのくらい緊張してた。
- Q:LEGENDファンの大歓声とかはどう感じましたか?
- YOSK:よく覚えてないっスね。自分のことで精一杯だったし。
- Q:YOSKの武器でもある3Pはもともと得意だったのですか?
- YOSK:そうですね。高校の時から得意でした。あんまり入んないスけどね。フリーだと入るけど、それぐらい。
- Q:ドライブも素晴らしいですが、1on1は好きですか?
- YOSK:小学校の時から大好き。理由は、田舎過ぎて、それくらいしかやることが無かった。田んぼで遊ぶか、バスケするくらいしか無かったから...。
- Q:LEGENDやストリートボールでの野望みたいのはありますか?
- YOSK:ストリートを変えたいと思ってます。
- Q:むむ?YOSKのキャラらしくないまともなことを言いそうですが...、具体的には?
- YOSK:だんだん変わって来てはいるけど、すべてファウルで止める部分やラフプレイが多い部分。ストリートなのでそれがあっても良いとは思うけど、そればっかりだったり、ストリートを勘違いしている人が多い。なりふり構わず手を使って止めに来たり、それがストリートだと思っちゃってる人が結構いて、そういうのもあってストリートボール大会にはあまり出たくない部分もある。こういう人ばかりじゃないと思うけど、やっぱり危ないし、ルールも整備されていないことも多いからね。でも、ストリートの間違っている部分、オレは間違ってるんじゃないかなぁーと思っている部分を変えて行きたい。汚いプレイを見ていても楽しくないじゃないですか。一生懸命でもないしね。ぶつかりがあるのはバスケだから当たり前だけど、クリーンにやり合えるレベルの高いバスケを見せていきたい。そういう点では勉族はすごいと思うし、尊敬できる。スキルもあって楽しそうにバスケットをしているし、見ている人たちも楽しいでしょ。うらやましい。
- Q:では、優勝したHOOP IN THE HOOD(以下HITH)はどう捉えてるのでしょうか?
- YOSK:HITHは、英さんが良い人なので...。笑
2年連続参加させてもらってるし、優勝しちゃいました。
- Q:一般のストリートの大会に出たくないのはYOSK個人の考えなのでしょうか、ISAMUとしての考えなのでしょうか?
- YOSK:ほぼオレですね。でも、BAD BOYSでやってる人たちは、ファウルが鳴らないストリートを好きじゃない。(BAD BOYSのメンバーが)何人かはISAMUにもいるので、オレと同じ意見の人もいるかもね。逆にもっとストリートに出たいって人もいると思う。

- Q:HITHサイトのISAMUインタビューでは、しんぺー選手も「ファウルにならないからってやられた側がやり返すとか見てて本当につまらない」と言ってましたね。
- YOSK:しんぺーはBAD BOYSのキャプテンであり、体中にタトゥーが入ってる厳つい人なんですけど、すごく熱い人です。あの人に出会って、ストリートを変えたいという思いを一緒に伝えていきたいと思いました。
- Q:逆にLEGENDはどう感じてますか?
- YOSK:LEGENDは場慣れしてないと、あんな舞台でいきなりやれって言われてもできない。それが、1シーズンを通して参戦して、シーズン6になって場慣れした頃から視野が広がり、自分のやりたいプレイができるようになってきた。自分の実力をみんなが分かってくれて、信頼感が生まれると、すっごいやりやすくなる。
- Q:今後、バスケ選手として上を目指したりしているのでしょうか?
- YOSK:いやぁーチャンスがあれば、全然、どこにでも行きたいですよ!
- Q:ん?チャンスはそうそう転がってないので、自らつかみに行かないと...。
- YOSK:そこが、オレの性格なんですよ。なんかわざわざ遠くまで行って、トライアウトを受けることに対して気が進まないというか...。だから、簡単に上を目指してるって言えない部分もある。
- Q:秦野から出たくないの?
- YOSK:そういうわけじゃないけど、きっかけさえあれば、行きたいですよ。
- Q:ジャニーズのオーディションのように、「姉ちゃんが勝手に応募してた」みたいに勝手にトライアウトに応募しちゃえばいいのかな?
- YOSK:あははは。自分からがんばって行こうって気になかなかなれない性格なんでね。LEGENDもMAMUSHIから誘われたので、ここにいますけど...。何なんですかね!笑
- Q:それでは来シーズンのトライアウトは僕の方から勝手に申し込んでおきましょう。笑
ストリートボールとバスケットボールのどちらもプレイしていますが、どう感じてますか?
- YOSK:やっぱまず一番はファウル。どっちもしっかりとルールを一貫して欲しいんですよ。NBAだったら、シュートを打つときに腕にかすっただけでもファウルを取られるでしょ。日本では競技バスケでも審判によって、同じプレイでもファウルを取る人、取らない人がいるので、一貫して欲しい。ストリートにおいても、どこまでが良くて、どこからが悪いのか、競技バスケ同様にファウルに関しては一貫して欲しいですね。でも、味方を信頼して、プレイする部分はどっちも同じ。
- Q:以前、LEGENDは個人で戦う競技だけど「オレにはスキルが無いから」と、チームで戦う必要性を語っていましたが、それについて詳しく聞かせてください。
- YOSK:ストリートは昔から1on1の強い選手がいれば勝てるみたいな、誰がうまいのか、誰が1on1が強いのかってことに執着されていたのかなぁって思う。でも、勝つんだったら一人じゃ勝てないし、チームメイトを信頼して、チームでプレイした方が確率は上がるだろうし。得点能力のある選手がパスをすることでさらに攻撃の幅が広がるし、それってすごいことだと思う。得点は別に獲れるけど、何でもできるというか、アシストもできるし、ディフェンスやリバウンドなど目立たない部分でも仕事ができる、そんな選手になりたい。最近ね、LEGENDでは勝ちたいと思うようになって来た。これまでは楽しくやれば、自然と勝ちがついてくるだろうって思ってた。もちろん、それをレベルアップさせて、勝ちにこだわるというか、意識しながらプレイしたい。その中で、勝つために何をするべきか、そんなことを考えて今シーズンはプレイしてます。
- Q:LEGENDは毎回チームメイトが変わるため、その都度、自分の役割を見つけて行かないといけないわけですね。
- YOSK:もちろん、そうです。LEGENDはメンツがコロコロと変わるので、その時々のチームメイトに合わせてやっていかないと勝てない。