bjリーグ
ジョン"ヘリコプター"ハンフリー独占インタビュー「bjリーグの舞台で再び」
身体の後ろに放られたパスミスとも思われたアリウープ...
両手でボールと掴み取ると、強引なまでにリングに叩き込んだ!!
ヘリコプターがbjリーグに戻ってきた瞬間であった。
bjリーグ創設から2年連続得点王。東京アパッチの中心として5シーズンプレイした、ジョン"ヘリコプター"ハンフリー。2シーズン振りに新天地「埼玉ブロンコス」のメンバーとしてbjリーグの舞台に戻ってきた。日本を第二の故郷として愛するジョン"ヘリコプター"ハンフリーの独占インタビュー。
- ホーム開幕2連戦を終えて、bjリーグに戻って来た実感は?
- ハンフリー:「とても気分が良いよ。東京でプレイしていた時から言ってきたことだけど、日本は第二の故郷。埼玉ブロンコスの選手として自分のバスケットボール人生を終えたいと思っているんだ。」
- bjリーグ復帰までの2シーズンは、どのように過ごしていましたか?
- ハンフリー:「ドイツで少しプレイした後、東京アパッチの時に負傷した手の骨折を治すために療養していたよ。完治してから身体を作り直したから今は完全な状態だよ。」
- 今シーズンは東京アパッチではなく、新天地「埼玉ブロンコス」での挑戦についてはどう感じていますか?
- ハンフリー:「やはり違うものだね。ケニー・サターフィールドのように素晴らしいガード陣もいる。このチームに自分を合せることも必要だし、調整が必要。目標はもちろん優勝することだよ。」
- ハンフリー:「個人的な目標は・・・チームに貢献することだね。プレイ時間に関係なく与えられた時間を全力でプレイして、ブースターを喜ばせること。あと、プレイすることを楽しむことだね。」
- bjリーグでは5シーズンのプレイ経験があり、日本人選手、レフリーやリーグの特徴など全てを知っていますね。
- ハンフリー:「もちろん良く知っている。日本人選手のプレイスタイルだったり、毎試合の展開が常に新しい展開になること。各レフリーの特徴なんかもね。
でも、本質であるバスケットボールという面は変わらない。リーダーシップを発揮して、ともかくチームが勝利すること。ブロンコスが勝つことが自分にとって全てなんだ。」
- ホーム開幕2戦を終えましたが、緊張していましたか?
- ハンフリー:「試合の前はいつも緊張しているよ。今回は2シーズン振りだったから、より緊張していたかもしれないね。でも、コートに立ったら緊張から開放されてプレイに集中できるんだ。」
- 第1戦では、東京アパッチ時代を彷彿とさせる連続3ポイントシュート、そして豪快なアリウープとまだ飛べることを証明しましたね。
- ハンフリー:「さっき言った通り、この2シーズンの間にケガを治して身体も1から作り直したから、今は25歳の時の身体に戻った気分だよ。」
- 第2戦では一転違った面を見せてくれましたね。終盤の4クォーターでチームメイトへのパス、そしてオフェンスリバウンドと。
- ハンフリー:「そうだね。プライドを持ってプレイしているんだ。小さなことの積み重ねが大事で、それが大きな結果に繋がるんだ。オフェンスリバウンドやパスを裁いてチーム一丸でプレイすると、相手はパスとかに気を使うようになる。そうしたら得点をするんだ。」
- 新天地の「埼玉ブロンコス」には、昨シーズンから在籍しているケニー・サターフィールドや、プレイスタイルを知っている日本人選手などいますが、新しいチームはどうですか?
- ハンフリー:「とてもいいチームだと思う。これまでは青木康平や城宝とリーグを代表する日本人とプレイしてきたけど、このチームにもユーキ(北向)やテラ(寺下)などの有能な選手がいる。このリーグでは、日本人選手の活躍なしに勝つことはできなから、このチームでプレイできることは恵まれていることだよ。」
- ハンフリー:「第1戦では勝つことができなかったけど、多くのブースターが会場に足を運んでくれることにとても感謝しています。また中には東京アパッチ時代からのブースターもいたしね。みんなチームに欠かせない存在だから、これからも引き続き支えて欲しいね。」
東京アパッチ時代より一回り身体もシェイプアップされ、バスケットボールに対する姿勢も更にストイックになっていたジョン"ヘリコプター"ハンフリー。豪快なダンクやアリウープなど、オフェンスマシーンの印象が強い選手であるが、この開幕2戦では、新たな一面も見せてくれた。
ディフェンスを引き付けてからのアウトサイドへのアシストパス
ルーズボールを追い、オフェンスリバウンドを狙う
そして今も変わらない、勝負を左右するクラッチタイムでの得点
初のプレイオフ進出・リーグ制覇を狙う埼玉ブロンコスにとって、一歩前進となる1ピースが加わったに違いない。
(text by So鴨志田)