bjリーグ
bjリーグ最終トライアウト
50名による2010-2011シーズン参戦を賭けたbjリーグ最終トライアウト。各チームオーナーやヘッドコーチ、さらには目の肥えたブースターが平日昼間からスーツ姿で見守る中、トライアウトは行われた。毎年、最終トライアウトには、来シーズンの居場所を求めた自由契約選手やJBL選手も多く参加する。JBLからは根東選手(パナソニック)、齋藤選手(トヨタアルバルク)、横尾選手(日立)が受験。国内だけではなく、韓国KBLや海外リーグを経験した日本人などもおり、それぞれプレイグラウンドを勝ち取るために猛アピール。
2010-2011シーズンは3チーム増えることにより、今回受験した選手たちのプロ選手への道は広がっているはず。
そんな選手たちの中から4名にトライアウト後の感想を伺った。昨シーズン、練習生としてチームに帯同した選手、二次トライアウト時は高校生だった選手、そしてLEGENDで活躍する選手。それぞれ違った環境でバスケし、今日ともにbjリーグを目指した選手たちのコメントを紹介しよう。
庄司顕人選手(東京成徳大→富山練習生)
- 今までグラウジーズの練習生としてシーズンを通してやってきたことを全面に出すことを意識していました。
- 大学卒業する間近からbjを真剣に目指そうと考えはじめ、富山のチームトライアウトを受けました。そのトライアウトで練習生として受け入れてもらい、チームに入ってから一層、bjでプレイしたいという思いは強くなりました。
- チーム練習生とは具体的にどのようなことをしているのか?
- トップチームと一緒に午前と午後の二部練習に参加しています。あとはホームゲームの設営や撤収を手伝ったりしています。
- 試合に出る機会はありませんので、正直、試合勘というのは無いと言えば無いかもしれないですね。今日も久しぶりにピックアップゲームをした感じでした。

澤口 誠選手(盛岡南高→富士大学1年)
- 地元(岩手)の富士大学へ進学しました。もしbjに受かったら、大学は休学してプロでやりたいです。
- とりあえず最後のトライアウトですので、がんばることしか考えていませんでした。年上の人たちとプレイすると緊張したり、気を遣ったりしてしまうので、思いっきりはできませんでした。いろんな選手のプレイを見ることができて、それは良かったです。
- 高校1年の時に、元大阪の斉藤資先生(盛岡南高出身)からいろんなお話を聞き、そこからbjを目指しました。
伊良皆竜一選手(前原高→浜松練習生)
- 一人で沖縄から出て来てフェニックスの練習生をしています。中村監督の厳しい練習のおかげで、ここまで残れていることにビックリしてます。まだパワー面が足りてませんし、自分の課題が分かったので、これからまたがんばりたいです。
- bjもNBAもいつか行けたらなぁと小さい時からプロバスケ選手になりたいという夢を持っていました。やっぱりプロは厳しい世界ですね。高校の途中でバスケ部をやめて、沖縄のストリートで外国人などを相手にバスケしていました。高校を卒業して、またちゃんとバスケがしたいと思い、bjの中でも一番厳しい練習をしているという中村監督のところへ行けば、バスケが巧くなれるかなっと思って、水汲みでも何でも良いのでチームに入れて下さいとお願いしました。
- チーム練習生とは具体的にどのようなことをしているのか?
- 朝6時から午後1時までバイトして、それからチーム練習へ行って、午後10時までトップ選手たちのお手伝いをしたり、時間が空いたら自分の練習をしています。まだ自分のレベルではゲームは入れてもらえませんが、練習には参加させていただきすごい勉強になっています。その後は翌朝のバイトに備え、家に帰ってご飯を食べて寝る生活の繰り返しです。
鈴木正晃選手(専修大→LEGEND)
- 緊張せずに自分のプレイをすることを心掛けました。まずはミスをしないで、外からのシュートを決めようと思いました。
- LEGENDのTAIKIさんに、一緒にトライアウトを受けようと誘われたのですが、当初は正直モチベーションが上がりませんでした。大学卒業後、1年間のブランクもありましたので自信がありませんでした。しかし、TAIKIさんを始め、周りからプロに挑戦した方が良いなど、強く背中を押していただき、追加トライアウトを受けました。
- 最終トライアウトまで残っている選手たちはやはりレベルが高く、特にbj選手やJBL選手はバスケらしいバスケをキチンとすると感じました。bjは盛り上がっている思いますし、厳しいプロの世界に挑戦したいと思っています。切羽詰まったところでまたバスケをしたいです。
4選手が来シーズン、どこかでプレイするかどうかは分からない。まずは6/8(火)都内で行われる「bjリーグドラフト会議2010」でどの選手の名前が発表されるのか?また、どれだけの選手がドラフトで名前が挙がりA契約を獲得できるのか?
チーム数が増えることで、選手たちの裾野は広がるが、レベルは中和されている感も否めない。頭打ちなサラリーキャップ内でやりくりするbjリーグ。原石を見極め、若き逸材を成長させることが今こそ必要だと感じた。