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目指せ!世界基準

日本選手が綴るNBA...その逆は?

NBAについてちょっと触れてみる。レイカーズのBACK to BACK(2連覇)で幕を閉じたNBA2009-2010シーズン。日本でも生中継され、優勝の瞬間を目の当たりにした。やはりチャンピオンセレモニーは感慨深いものがあり、早くも来シーズンが楽しみになる。
NBA FINALが終わると、その興奮や感動をブログやTwitterで綴る日本のバスケ選手たち。その後行われたNBAドラフトの速報や感想もまた、ネット上を賑わせていた。
日本のバスケ選手が当たり前のようにNBAを熱く語る。
しかし...。逆にNBA選手が日本のバスケリーグや選手に感心を持っているのだろうか?リンク栃木が奇跡の初優勝を成し遂げた時、NBA選手が「アンビリーバブル」とつぶやくことがあったのか?指名放棄続きのbjドラフトをUSTREAM中継で見て、これまた「アンビリーバブル」とブログに綴っただろうか?

バスケに限らず、音楽や映画なども海外の作品が海を越えてやって来て、荒稼ぎする。逆はなかなか稀なことであり、少しでも海外で活躍したり、現地報道に取り上げられるとそのニュースはすぐさま逆輸入され、一躍有名人になるケースが多い。日本のバスケリーグのことには一切触れないようなメディアでも、NBAのキャンプに呼ばれた...というだけで大騒ぎになる。おかしなものである。
ならば(ニヤリ)、その歪んだ報道を逆手に取ってみるというのはどうだろう。

アニメやキャラ、オタク文化で独自路線!?

2006年、日本で開催された世界選手権のマスコットに抜擢されたのは、「バッドばつ丸」なるサンリオキャラ。当時、「ナゼ...というかナニ?」という印象を持った筆者だが、サンリオのキャラクターは日本バスケ界よりもすでに世界的に認知されている。有名キャラが多数いる中からのバッドばつ丸を選択したのは別とし、今思えばこの試みは正しかったのではないか、もっとうまく使えたのではないかと思う。
日本が世界に誇るキャラや文化などを取り込みながら、日本を飛び越えて世界をマーケットとして成功した方が認知度向上は格段に早く、海外メディアがおもしろおかしく取り上げてくれるかもしれない。

今、日本が世界に誇るといえば、やっぱり秋葉原、オタク文化だろう。外国人も必ず訪れる観光スポット・アキバ。アメリカ人にとって当たり前であるバスケを、異国の文化のフィルターを通して見ることで、より興味をそそられるのではないだろうか?
ステレオタイプなイメージしか沸かないが......アキバにアリーナを作り、そこではメイドさんがビール売りとして練り歩き、コート上のセンターサークルやフリースローには人気キャラがペイントされ、チアリーダーならぬコスプレイヤーがチームを盛り上げ、そのコスプレに準じたようなジャージーを着ていろんな色に染められた髪をなびかせながら走る選手たち。さらにアイドルのタマゴたちのライブも盛り込まれ、いろんな声援がこだまする。みたいな。
我々日本人も海外旅行した際、牛丼屋に入り、ちょっと違うメニューがあると土産話になる。それと同じ(?)ことで、アメリカ文化のバスケを全く違った日本ならではの視点で料理し、外国人の観光スポットとして外貨を狙う作戦。

180度方向転換したアイディアも必要

呆れて読むのをやめる前に、ぜひもう少しお付き合いあれ...。
2013年、新たなるバスケリーグ「次世代型トップリーグ」へ向けて準備は少しずつ進んでいる。懸念材料であるプロかアマか、JBLかbjか、外国人は何人か......現状にある問題点は実は何の意味もない。人気もさることながらキャパの問題もあり、両リーグの集客は良くて2〜3千人程度。曜日やチームによっては3桁まで落ち込むこともしばしば。bjリーグは初年度、平均3千人集客すればチーム経営は成り立つと試算。実際には事がうまく運ばず経営難もしくはスポンサー頼みとなり、選手のサラリーキャップも横ばい状態。
2013年、現状の良い部分を保ちつつも、180度方向転換するような『次世代』を作り上げる絶好のチャンスでもある。

Jリーグの百年構想はうやらましい。100年の間に世界に追いつくリーグを築き上げれば良いというゆとりと、先々を見据えた壮大なるビジョン。人類の歴史同様に、右肩上がりだけのはずもないことも想定内であり、チーム数が減るなどが生じても、100年後のより良い未来のための負の部分として反省し、這い上がれば良いだけと楽観視できる。さらに、Jリーグは創生期に独自の延長システムであるVゴール方式を作った。その後、1998年フランスワールドカップでゴールデンゴールという名で1大会だけとは言え、日本独自のルールが世界に採用された。

次世代型トップリーグは世界に照準を合わせよ!

バスケ界のゴールは「2013年にどうしよう...」という空気を感じる。実際には、その空気を感じることはできないが、情報が無いからゆえに不安を感じる。2013年はあくまでスタートであり、その先を見据えた未来は途方もない夢でも明るいものにしなければならない。
たとえとして挙げた、日本から世界へ発信するジャパニメーションを使った独自なエンターテイメント。もしかすると、それを見たディズニーがNBAと組んでさらなる膨大な企画を打ち出すかもしれない。日本発信の世界基準をバスケ界でも作ることはできるはずである。
単なるバスケの実力向上だけではなく、日本らしい発想力で世界を相手により良いバスケ界を作ってもらいたい。最初は日本人に受け入れられなくても良いというくらいな斬新なアイディアに期待しつつ、日本発の世界基準誕生を熱望する。NBAだって、国際ルールとは全く違う独自ルールを進化させ隆盛し、逆に国際ルールに採用されていった。当たり前ということに捕らわれず、笑われようがオリジナリティを生み出すことが大事である。





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