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ブレックス、5年後に日本一を掲げた3年目の大一番

写真 2007年6月1日、プロチームとしてJBLに参加表明をした栃木ブレックス(現リンク栃木ブレックス)。都内で開催されたTip Offパーティーは今の話題や人気を考えると、つつしまやかなものだった。しかし、山谷社長がプレゼンするブレックスのチーム計画は説得力があり、ビジネスとしてのビジョンが明確だった。
バックアップ企業である株式会社リンク&モチベーションは、新しく誕生するプロバスケチームを単なる福利厚生や宣伝・広告として捉えず、あくまでビジネスとして考え、経営方針から売上目標まですでに計画されていた。

チーム目標は「3年以内にJBL昇格」「5年後にトップリーグで優勝し日本一になる」と設定。JBL2からスタートしたブレックスは早くも2年目でJBL昇格を果たす。5年後の日本一を目指し、昨シーズンには日本唯一のNBA選手、田臥勇太、そして2006年、日本を沸かせた世界バスケで勝負強さを見せつけた川村卓也という二大スターが入団。あと一歩のところでトヨタアルバルクに敗れ、プレーオフ進出を逃した。
その悔しさを糧に、快進撃を続けた今シーズン。ホームコートアドバンテージ無きJBLプレーオフにも関わらず、地元栃木にプレーオフセミファイナルを誘致し、チームを冠したブレックスアリーナ宇都宮で、全てを味方につけた。1勝1敗で迎えた雌雄を決する第3戦。当日券のみ月曜ナイトゲームにも関わらず、2610人が応援に駆けつけた。ゲームは終始パナソニックがリードしていたが、怒号のような大応援を背に、劇的な逆転勝利を飾り、創設3年目で悲願のファイナル進出を決めた。

順風満帆に進む計画だが、唯一の誤算はJBLがプロの舞台に未だになる気配が見えない部分だろう。ブレックス、そしてレラカムイ北海道は、JBLがプロリーグ化する計画に乗っかるように手を挙げた。
ブレックス誕生時にはすでにbjリーグは発足されていた。記者からbjリーグを選択しなかった理由を聞かれると、「我々は日本一を目指す」と即答したブレックス山谷社長。プロ化へ向けても、ブレックスからぜひともBREAK THEROUGH(打ち破る)してもらいたい。「勝てば官軍」、地域密着の成功例とともに優勝チームという実績が備われば、発言にも大きな意味を持つはずである。

ディフェンディングチャンピオンであり、スリーピート&オールジャパンとの二冠制覇を目指す絶対王者・アイシンシーホースと4/10(土)15:00より、JBLプレーオフ・ファイナルの火ぶたが切って落とされる。

宇都宮はちょうど桜が満開になってきた。5年後に設定していた日本一の目標が、3年で花開くのか?
桜前線と逆行するように栃木からネイビー×イエローを身にまとったシックスマンが大挙する。





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