SOMECITY第5戦。負け知らずのUNDERDOGはこの日もダブルヘッダーを連勝し、白星だけを積み重ねて独走中。UNDERDOGの強さはなんと言っても選手層の厚さ。
昨シーズンから加入したMONEYやKENJIがようやくその才能をSOMECITYでも開花し始めている。さらに新加入したWORMやKOJIもSOMECITYの雰囲気に慣れ始めたようだ。
この日のKOJIは3Pをおもしろいように決め、勝利に貢献する活躍。WORMも体を張り、勉族戦ではつよし君と一触即発にらみ合い。
UNDERDOGは早い時間帯で点差を広げる試合展開が多い。ゆえに、ロスター全員をコートに送り出し、実戦で経験を積ませるのが大きな強みである。初戦のF'SQUAD戦の前半、22-11とリードを奪うとM21はベンチに下がり、戦況を見守る。さすがに終盤、5点差に詰め寄られると、再びコートに飛び出したがベンチにM21が控えているのはデカイ。スラムダンクで言うところの「翔陽の藤真と同じ」と言えば、分かってもらえるだろう。
M21を軸に新戦力が好きなように暴れ、少しでもグラつくようなことがあれば、強面なDANNAやMAXが出てくる。得点差が離れていても、元来シューターであるMONEY&M21はもちろん、飛び道具KENJIがいる安定感。果たして、UNDERDOGを破るチームは現れるのだろうか?

昨シーズン、がけっぷちから生還したTOKYO BEAST。やはり今シーズンもがけっぷちの戦いを強いられている。相手は第2戦で唯一、勝利を収めた平塚Connections。CHIHIROがユニフォーム姿で登場し、アップ時にシュートを打つも足を引きずっており、とても走れる状態ではない。案の定、ベンチでゲキを飛ばす役目に終始する。
CHIHIROがいない平塚を相手に、シュレックやYUJIがゴール下で勝負し、SOGEN、KINGがかき回す。途中、接触プレイでヒザを痛めたシュレックが崩れ落ちるハプニングがあったが、何とか36-34で平塚相手に2勝目を挙げ、通算成績も2勝5敗とし5位に浮上した。
AT氏の引き出しから飛び出した187cmのルーキーNAOKIに話しを聞いた。「(今日の敗戦は)悔しかったですね。ケガをしているCHIHIROがいないのが一番痛いです」。SOMECITYの感想は?「チョー楽しいです。平塚の弱い高校卒業後、いろんなクラブチームでプレイしていたところ、ATさんにいきなり呼ばれてこのチームに入れてもらって、こうやってプレイさせてもらっているのはとてもうれしいです」。さて、チームを立て直すためにはどうしたら良いだろうか?「今後はどうしよっか......。みんなで練習するしかないっしょ!」とあっけらかんとしながらも、危機的現状を打破したい気持ちが表れていた。

ルーキーとしてもう一人。3Pでその存在感をアピールしたKOJI(UNDERDOG)が何者なのか、少し紹介しておこう。
「高校の頃から試合をしたことがあったり、以前から知り合いだったM21に誘われてUNDERDOGに入りました。拓殖大でバスケをしてまして、YOHEIとも仲が良いです。あっ向こうが先輩ですが...」。UNDERDOG好調の要因は?「インサイドが安定しているので、外から好き勝手に打たせてもらってます。リバウンドも獲ってくれるので良い流れができています。このまま順調に行きたいですね。個人的には、もう少しお客さんを盛り上げられるようなプレイを心掛けたいです」。
それはワンサイドゲームになっちゃうのも良くないという反省だろうか...と聞くと、すかさずM21が「イヤイヤ、それはしょうがない!!」と口を挟む。UNDERDOGファンが増えればワンサイドゲームでも盛り上がることだろう。
最後にSOMECITYの印象を聞いた。「すごく楽しんでます。お客さんとの距離が近いので、良いプレイをすれば沸いてくれるし、悪いプレイすればブーイングも出るので、それがすごく力になっています」。
勉族戦で4本の3Pを沈め、20得点を挙げたKOJI。ST無き今、新たなるポイントゲッターとして期待が高まる。
プロ野球でいうところの巨人vs阪神戦と同じく伝統的な闘いである「F(F'SQUAD)vsS(TEAM-S)」。最初の2分間はその名に違わぬアップテンポな展開となったが、その後はちーっとも得点が決まらない。DJ UEが繰り出すアッパーな極上サウンドに観客が跳ね、さらにMC MOJAが煽る。にも関わらず、もどかしいくらいリングに嫌われる。
前半終わって15-11。この日一番の最少得点。今シーズンを振り返っても両チーム合計26点はワーストタイ(第3戦UNDERDOG 18-8 TOKYO BEAST)。
4点ビハインドなTEAM-Sがアドバンテージルールに登場したのは、なんとIPPEI。その昔、夜な夜なストリートで鎬を削り合っていた1on1BATTLE「DaRoc」の生き証人(笑)。1on1の鬼、IPPEIが登場するも、OGTを抜くもまたもやリングからボールはこぼれてしまう。逆にリングに何か細工しているのでは?と思うほど決まらない。
後半はさらに決まらず14-8。試合結果は29-19で......どっちも負けだなコリャ。
というわけで前回、釈然としないのに盛り上がっているとお伝えしたが、それはDJ&MC陣のおかげであることが判明。ただし、伝統の一戦以外の3試合は白熱したなかなかの好ゲームだった。次回は打倒UNDERDOGへ燃えるチームたちの熱戦に期待したい。
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